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わたしはご主人様のものだから。

わたしのいのちは、ご主人様のものだから。

この膚も、この髪も、この睫も、このつまさきも、この脣もこの頬も……心臓も。



わたしの生死は自由ではない。

その不自由に安堵して、やっと、生きてゆける。



ご主人様、わたしは。

わたしはあなたのものだから。



だから生きられます。

引力にあらがいつづけて。







――――呪文を唱えるようにあなたのことを想う、あなたはわたしと世界の接点だから。











いけない。考えてはいけないの。
想像してはならない。
あなたのものを勝手に、もう二度と使えないようにしてしまうことなんて。

わたしにはそんなこと、許されていないの。




(“それ”が官能の形であるなんて、一体だれがほんとうに理解ってくれるだろうか、ご主人様以外に。
 
 みずからの血肉に宿した、拭えない、闇として。)





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