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『わたしという空洞に、柱を打ち立てて欲しいのです。』
十年程前のわたしは、メールを交わし始めたばかりのご主人様にそう言いました。
ご主人様のM女になると心を決めた日の、数日前のことです。

そして先日、
その柱に支えられるのみであった空洞に、僅かではない別のもの(わたしが自ら興味を抱いたもの)が流れ込んでくる感覚について、
どうしても混乱してしまうのだとご主人様に打ち明けました。
わたしの中に、ご主人様以外のものが入ってくる(精神的に、)……違和感について。

ご主人様は仰いました。




菜々子の空洞に水が流れ込んできてもいい。
例えばそれで空洞がいっぱいになったとしても、『ご主人様』という柱は存在し続ける。
そして、重い天井を支え続ける。

いくら水がいっぱいになって空洞が満たされても、柔らかな水では天井は支えられない。崩れ落ちて沈んでしまう。それだけ菜々子のM性は強いんだよ。だから先生(※医師)も私達の関係を肯定するんだろう。

……柱は変わらずに在り続ける。水が入り込んできても、何が入り込んできてもいい。
それは私が死んでも続く。変わらない。私の愛は そういうものだよ。



愛という柱。
新たに流れ込んできた水の正体も愛(対象は人ではありません。)。

それなら、この空洞全てを
愛で満たせばいい。

そうしてわたしから溢れた水で、険しい道を行くご主人様の喉を潤せますように。膚を洗えますように。心を満たせますように。

日々、貴方に純粋な悦びを齎せる人間で在れますように……。


愛してくださって有難う御座います、ご主人様。
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